リアルアンパンマン

仲間たちは、なぜ(リアル)アンパンマンを裏切ったのか?

ジャムおじさんやバタコさん、そしてしょくぱんまんなどの「せいぎのなかま」がアンパンマンを裏切ったのは何故か。この疑問の答えは、アンパンマンの公式サイト内のロールパンナちゃんの「ぷろふぃーる」にヒントの一端を垣間見ることができる。

ロールパンナちゃんは、「ジャムおじさんがつくったメロンパンナちゃんのおねえちゃん」であるにもかかわらず、「しごと」は「ばいきんまんのめいれいで、アンパンマンをたおそうとする」ことである。

この矛盾の原因は、ジャムおじさんはロールパンナちゃんを作る際、「良い心のもとになるまごころそうのしる」を入れているが、ばいきんまんが「ばいきんジュースを生地に入れてしまった」ことにある。それでメロンパンナちゃんはの「せいかく」は、「よいこころとわるいこころ、ふたつのこころをあわせもっている」のである。

このことから、リアルアンパンマンの悲劇が生まれた原因も、ばいきんまんが、この「バイキンジュース」を何らかの方法でジャムおじさんや「せいぎのなかま」に大量に飲ませることに成功し、彼らの心が「わるいこころ」になってしまったためではないだろうか。

「こまっているひとがいると、だまっていられないせいぎのおとこ」である「おむすびまん」までが裏切り行為に走ったのは尋常なことではなく、やはり「バイキンジュース」説が有力であろう。

リアルアンパンマンとカレーパンマンの各々の発言について

アンパンマンの公式サイトではジャムおじさんとバタコさんについては、「ふつうのにんげん」と注釈がつけられていることからも、カバおのような生き物が人間とは別個の生物であることは明確に区分されているといえる。

ところが、リアルアンパンマンの世界では、バイキンバズーカを地上に放ったバイキンマンに対して、アンパンマンは「貴様っ!人が死んだんだぞ。いっぱい人が死んだんだぞ!」と叫んでいる。しかし、画像で確認できる範囲では被害を受けていたのは「カバお」の類に属する生き物であり、「人」が被害に遭っている状況は確認できていない。元々、アンパンマンワールドの生き物に占める「ふつうの人間」の割合は多くはないものと推測される。

この点から、いつもと違うリアルなばいきんまんの攻撃の様子に、「カバお」類の生物を「人」と言い間違いしてしまうほど、アンパンマンがいかに動揺していたかがわかる。

また、アンパンマンと戦った後、カレーパンマンが「酒、タバコ、女」を要求する場面がある。カレーパンマンは公式サイトで「おれは可愛い女の子が好きなんだ。」と語っていることから、リアルアンパンマンで「なんか酒でも飲みてーなー。あと、女」、「おい、誰かタバコくれや。あと、女」と言ったのは、もともとの女好きから出ている発言といえる。

そしてカレーパンマンの「ぷろふぃーる」によると、「ときどきアンパンマンをたすけることもある」という。この「ときどき」という言い回しから察するに、元々アンパンマンとは微妙な関係であったのであろう。「リアルアンパンマン」では、その感情も「リアル」になったということであろう。

リアルアンパンマンの細かい疑問を解明!!

それから、アンパンマンが流血しているように見える場面があるが、普通アンパンに血液は入っていない。画像で確認できる赤い液体は血液ではなく、アンパンマンの顔の生地に入っている「勇気の花のしる」であろう。

次に、公式サイトの「ぷろふぃーる」によると、アンパンマンは「ぼくは、物を食べない」とある。リアルアンパンマンがてんどんまんの頭を引きちぎり食べてしまったことは、一種の錯乱状態、心神耗弱状態にあったと推測される。

また、核兵器を使用されたため、アンパンへの放射能の影響が心配されるかもしれない。しかし、アンパンマンは「顔を毎日替えるんだよ」ということで、ジャムおじさんと袂を分かつ関係になった以上、弱点である「普通のパンと同じ、濡れたり、かびたり、汚れに弱い」という点を乗り越えることが出来ない。早期に絶命するであろう。アンパンマンにとっては核による放射能の影響よりも、湿気や汚れ、雑菌の方が致命的な問題なのである。

「リアルアンパンマン」の「その後」については、「いろいろなきかいをつくる」ことができ、「アンパンマンごう」開発者であるジャムおじさんと、「俺様、天才科学者!」と自らを評するばいきんまんが手を組むことは、アンパンマン並びにアンパンマンワールドに住む者にとって脅威となろう。

「お決まりの日常にお決まりのパターン それは永遠に続くものかと思われた・・」「ただ・・・今日だけは何かが違っていた・・・なにかが・・・・」というプロローグで始まる「リアルアンパンマン」。以上、そのストーリー中の謎の解明に挑んでみたが、いかがであろうか。